令和5年10月11日、藤井聡太七冠が王座戦五番勝負の第4局を制し王座のタイトルを獲得。これにより将棋界史上初の八大タイトルを独占しました。
政府が内閣総理大臣顕彰を授与する方針を固めたとのことで速報が入っています。
ことあるごとにニュースに登場し、すごいぞすごいぞと言われてる藤井聡太八冠。一体どんな人物なのでしょうか。
藤井聡太さんの身長や血液型等プロフィール
愛知県瀬戸市出身の2002年(平成14年)7月19日生まれの現在21歳。公表している身長は170cm、体重60kg、血液型はA型です。
5歳から親戚に手ほどきを受け将棋を始め、2016年(平成28年)にプロ入りしています。現役将棋プロの平均年齢が約41歳ということですから、相当若い年齢ですし、「プロ入りした年齢」でも同じ14歳には加藤一二三九段、15歳に羽生善治九段がいることから、超大御所と並んでいるレベルであることが分かります。
どんな人??
鉄道好きだそうです🚃
負けず嫌いな性格で、負けると号泣したりして周囲を驚かせていたそうです。泣くといっても将棋で負けた時だけ、とのことで幼い頃から既に将棋の才能の一部が見えていたのかもしれませんね。記憶力や集中力等も優秀だったということもあるそうですが、負けん気の強さも人一倍だったそうです。
小学2年生の時、将棋のイベントで谷川浩司十七世名人と、二枚落ちというハンデ付きの将棋で指導対局を受けた際、谷川さんが優勢となったため引き分けを提案したところ、藤井さんは猛烈に泣き始め将棋盤から離れなくなってしまい、最終的にはお母様が引き離した、というエピソードが知られています。この様に負けん気の強さ、勝負への執着が現在の輝かしい功績にも繋がっているのでしょう。
社会への影響
この様にとにかく若くして素晴らしい成績を収めている藤井聡太八冠、テレビのワイドショーでも何度も取り上げられています。2018年頃には将棋用品の品切れが起こるなど、社会への影響も出ています。また、書籍やグッズなども売れ、将棋を題材にしたマンガが増えてくるなど幅広い方面へ影響しています。
また、将棋をするほどではないけど見るのは好き、というファンが増えたということもあります。スポーツでもよくありますが、将棋という若い人には少しとっつきにくいジャンルで、この様なファンが増えたのはすごいことであると考えられます。
寝癖でも話題になった羽生善治九段が話題になっていた頃の方が、将棋を実際に指す人は多かっただろうと言われていますが、現在の藤井フィーバーの方が見るファンが劇的に増えているとのことで、これまでになかった様な形で将棋ファンの増加に大きく貢献していると言えるでしょう。
まだまだ影響
藤井さんが幼少期に遊んだおもちゃ「キュボロ」、将棋を覚えるのに使った教材「NEWスタディ将棋」、幼稚園で受けたイタリアの教育「モンテッソーリ教育」といったものも脚光を浴びたそうです。
2018年のバレンタイン、日本将棋連盟関西本部からトラブルを避けるため藤井さんへのチョコレート手渡しをしない様ファンへ呼びかけました。代わりに当局宛に送付すればOKと要請し、大量のチョコが届いたと報道されています。この件で「棋士宛のチョコは連盟に送付すればいい」と知れることとなり、他の棋士にもたくさんのチョコレートが届いたとのことです。
藤井聡太さんはおやつが好き!ひよこのおやつ「ぴよりん」
藤井聡太さんが対局中に食べる食事も話題になりました。テレビで紹介されるとたくさん検索されるのはもちろんのこと、売り切れが続出するなどもしています。中でも有名なのはぴよりんというおやつ。売り上げが2倍にもなったそうで、調べてみるととても可愛らしくて美味しそうです。対局別の藤井さんが食べた食事やおやつをまとめたサイト等も存在します。びっくりです。でも、可愛らしいですね。
終わりに・・・
とにかく話題になりっぱなしの藤井聡太さんですが、やはりあのほわっとした雰囲気が愛される一因でもあるでしょう。いくら能力がある人でも人柄を好きにならないと食べたおやつまで追いかけませんから・・・😅
今回の史上初となる偉業達成ですが、今後について「もっと実力をつけていかなければ」と語っています。どこまでも前向きで自分に厳しい藤井八冠。今後も目が離せません。

